特定非営利活動法人全国認定こども園協会
東京都支部/自治体支部

認定こども園とは、教育・保育を一体的に行う施設で、いわば幼稚園と保育所の両方の良さを併せ持っている施設。1号児から3号児まで、かつ、地域子育て支援にも力を入れていることが条件であるように、全ての子どもとご家庭に視野を広げ、保育の必要の有無に関わらず通年在籍できる教育保育施設として、国の政策により推し進められています。
私たち認定こども園は、その趣旨を汲み取り、地域のすべての子ども達の教育保育の充実を願い、認定こども園の充実と発展に向け取り組んでいます。

園名一覧

園名(50音順)設置主体施設類型
認定こども園秋津幼稚園学校法人秋津学園幼保連携型
認定こども園しらぎく幼稚園学校法人しらぎく学園幼稚園型
東村山むさしの第一認定こども園学校法人野澤学園幼稚園型
東村山むさしの第二認定こども園学校法人野澤学園保育所型

「こども誰でも通園制度」法案成立!「保育園」誕生から130年「働いている親のため」から、親が働いていなくても通える場所に!

2024年6月5日、「こども誰でも通園制度」の創設を含む、子ども・子育て支援法等の一部を改正する法律案が参議院本会議を通過し、可決成立しました。
この制度は、親が就労しているなどの要件を満たしていなくても、誰もが定期的に保育施設へ通えるようにするものです。今後は、すべての親子がニーズに合わせて保育園を利用できる仕組みが本格的に作られていきます。

こども家庭庁・認定こども園概要 ホームページ

「東村山市認定こども園協会」設立趣意

令和6年4月吉日
認定こども園制度は、近年の社会構造等の変化を背景として、就学前の子どもに関し、乳幼児教育保育の一体提供はもちろん、保護者が働いていても働いていなくても同じ施設を利用できるなど、子育て環境への需要が多様化する社会に合わせた最も高い認可基準施設として、平成18年10月に発足しました。
令和元年10月には、幼児教育・保育の無償化が始まり、経営環境が一変。令和2年1月からの新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、令和4年度には80万人を割り、続いて令和5年の出生数は、尾を引く人口減少や出生率の低下や未婚率の増加などが進み、72万人台まで減少する事態となっています。
このような背景の中、東京都における認定こども園移行率は他道府県に比べ大変少なく、類型においても全国的傾向と異なります。このコロナ禍でさらに少子化は進み、待機児童解消から就学前施設過剰の時代になることも想定される中、認定こども園の健全な運営をするためにも地域固有の課題を精査して対応し、健全な経営のうえで教育・保育の質を高めなくてはなりません。
また、「すべての子どもの最善の利益がはかられるよう、子どもの環境の整備に寄与すること」を目的に掲げ、教育・保育の質の向上、子育て支援の充実、教職員の資質向上などを図らなければならず、その基盤を支えるはずの制度構造にも、類型ごと格差や自治体間格差など、是正が必要とされる喫緊の問題もあります。
そこで、全国認定こども園こども園協会東京都支部の自治体支部としての役割も兼ね、市内の認定こども園運営者(園長等・理事長等)に呼びかけ、ここに、東村山市認定こども園協会を設立するものです。