令和7年度予算要望に向けた本協会の活動をおこないました
【チルドレンファーストの視点で制度設計の見直しを】
2024年9月11日:東京都議会自由民主党、2024年12月19日:東京都子供・子育て支援部保育支援課を訪問し、東京都議会自由民主党には予算要望のヒアリングをおこなっていただき、東京都子供・子育て支援部保育支援課には小山会長より正式な要望書を提出しました。
1.令和7年度予算要望のヒアリング(東京都議会自由民主党)
2024年9月11日に都議会議事堂へ、令和7年度予算要望のヒアリングのため、全国小規模保育協議会東京チャプターと合同で、東京都議会自由民主党を訪問しました。
この日は、東京都議会自由民主党の以下の議員さんがご対応くださいました。
幹事長 小松 大祐 様
政務調査会長 松田 康将 様
総務会長 小磯 明 様
青年局副局長 星 大輔 様
東京都認定こども園協会からの参加者は、会長の小山貴好さん(学校法人常盤学園)、副会長の角田亨さん(学校法人子どもの森)、副会長の百瀬志麻さん(学校法人明泉学園)、事務局長の稲井由紀子さん(学校法人野澤学園)の4名、そして、全国小規模保育協議会からは、東京チャプター長の齋藤祐善さん(学校法人正和学園)、矢口政仁さん(学校法人矢口学園)、磯崎雄太さん(認定NPO法人フローレンス)の3名。
東京都認定こども園協会からは、主に以下4点の要望をお伝えしてきました。
① キャリアアップ補助金の算定根拠となる園児数には、2・3号児だけにせず1号児を含めてください。
②「子育て推進交付金」の要綱:「保育所等」→「保育所・認定こども園等」に変えてください。認定こども園は保育所と同じ2・3号児の保育を担っています。
③「保育サービス推進費」→2・3号児だけにせず1号児を含めてください。
④ 保育士の安定確保のため「保育従事職員宿舎借り上げ支援事業」を単年度ではなく安定性のある事業にしてください。
全国小規模保育協議会東京チャプターからの要望も含め、議員のみなさまは大変熱心に耳を傾けてくださいました。
近年、国・東京都において様々な新たな保育施策がスタートしており、保育事業は量から質への大きな転換期であると感じます。
お忙しい中、ご対応くださった事務局のみなさま、議員の方々に心より感謝申し上げます。
2.令和7年度予算要望書の提出(東京都子供・子育て支援部保育支援課)
2024年12月19日に都庁へ、令和7年度予算要望書の提出のため、東京都子供・子育て支援部保育支援課を訪問しました。
この日は、保育支援課の青山課長および谷本課長代理がご対応くださいました。
東京都認定こども園協会からの参加者は、会長の小山貴好さん(学校法人常盤学園)、副会長の角田亨さん(学校法人子どもの森)、副会長の百瀬志麻さん(学校法人明泉学園)、事務局長の稲井由紀子さん(学校法人野澤学園)の4名でした。
要望内容は上記1.と同様の4点を中心に、ご説明しました。(添付資料)
ご対応いただきました青山課長および谷本課長代理は、事前にメールでお送りしていた要望書に目を通していただいており、積極的に質問をしながら、小山会長や角田副会長の具体的な事例をあげながらの説明に対して、理解を示してくださいました。およそ1時間にわたって対話をしたのち、小山会長から、令和7年度予算要望書を正式に提出させていただきました。
大変ご多忙な業務の中でも、認定こども園の保育事業における貢献を認め、制度の狭間で困っていることを理解し、共感を示していただいたことに、心から感謝いたします。今後も、本協会が東京都と認定こども園を結ぶチャネルとして役割を果たしていくことができるよう、役員一同努力する決意を新たにしました。